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Vol.85 自分で作る“再生ファンド”とは?

 今回は、My再生ファンドを選ぶポイントをみていきたいと思います。

■なぜ低迷しているのか?

 再生ファンドを選択するにあたり、最初に確認しなければならないのが、現在、株価が低迷しているその理由です。

 一口に経営不振といっても、ビジネスモデルそのものが現代にあってはいない構造的なケースから、新事業などのつまづきで現状として下方修正や赤字転落などに陥っているケースもあります。後者の場合には、事業規模からみて挽回できる程度の損失であれば、主力事業の収益性に期待することもできるでしょう。

 一方、事件・事故など社会的信用を失墜させるトラブルを起こした企業の場合には、上場廃止リスクが高まるので、一定期間状況を静観する冷静さが求められます。株式投資にとって、流動性が著しく劣る上場廃止は極力避けたいものだからです。

 ただし、変化率を期待する再生期待銘柄にとって、その変化がより期待できるのは一時的かもしれない業績低迷に陥った企業よりも、信用失墜で大きく売り込まれている企業でしょう。(ただ、信用が失墜した企業が許せない場合は、もちろん投資するべきではありません。)

■再生銘柄の着眼点は

 再生銘柄のリサーチは、現在さまざまな問題を抱えている企業ばかりなので、どうしても気が滅入るものです。株価が売り込まれている銘柄をやみくもに調べるのはそれこそツライので、まずは以下のような視点に注目してみてください。

○ M&Aの可能性を軸に銘柄を選択!
 株価が低迷していれば、当然、時価総額が下がるのでM&AやMBOなどの可能性も出てきます。特に、全国に広がる店舗網を有していたり、1つあるいは2つでも世界で通用する技術を持っている企業、あるいは、広大な土地や高性能な工場設備、利益剰余金が豊富な企業などは注目です。投資的側面以外にも、一から土台を築くよりもはるかに効率が良いので、時価総額次第では、大いに魅力的だといえるでしょう。

○ あえて各セクターで1番株価の安い銘柄に注目してみる!
 セクターで1番株価の安い銘柄をそのまま買うのではなく、あくまでスクリーニングの対象に加えてみるという話です。債務超過など再生が難しい事態に陥っている企業は除外するなどの選別が必要です。ただ、映画や本でも注目されずに埋もれていく作品はたくさんあるように、銘柄も何らかのきっかけがないと、詳しい業績やその企業の実力に気がつく機会は意外と少ないもの。「確かに問題はあるけど、今の株価水準は安すぎる」という銘柄を発見していきます。1番安いというのはあくまできっかけなので、有望なセクターがあれば、2番目・3番目と切り上げていくことも可能です。

 再生銘柄が見直されるのは、M&AやMBOなどの発表や好材料が伝えられたケースとともに、相場環境が連日のように好調で、手堅い銘柄は総じて株価が割高にある局面に来たときです。あえて多くの人が見向きもしない銘柄たちに注目して、その中から再生できる要素のある銘柄を複数組み合わせる、My再生ファンドという戦略もあるのです。

今回のポイント

1.多くの人が見向きもしない再生銘柄は、株式市場に転がる原石のようなもの!
2.My再生ファンドで、リスク分散を図りながら再生する時を待とう!

 野尻美江子

マネー
投資・運用生命保険自動車保険ローンクレジットカードキャッシングソニーグループ

 


2007-09-11 13:23  nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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